Untitled
1 year ago
permalink

○本日の夕刻、日本記者クラブで行なわれたリチャード・アーミテージ氏の講演会にもぐりこむ。すでに記事になっているようですね。

●時事通信:日米関係を「中国が試す」=漁船衝突事件-アーミテージ氏

●毎日新聞::尖閣諸島沖:中国の強硬姿勢「試している」アーミテージ氏

●日経新聞:アーミテージ氏「尖閣沖衝突で中国は試している」

○なるほどアメリカから見ていると、中国が南シナ海でやっていることを、今度は東シナ海で試している、という解釈になるのです。南沙・西沙諸島での中国の恫喝に対しては、ARF会議でクリントン国務長官が堂々と啖呵を切って、東南アジア諸国が拍手喝采、という反応になった。そして今度は尖閣諸島でモーションをかけてみたところ、日本の民主党代表選ではまったくスルーされてしまい、外務省や国交省が淡々と処理している。でも、その方がよっぽど安心で、現にアーミテージ氏も「日本は正しい判断をし、過剰反応もしなかった」と評価している。つまり、「政治主導」よりも「官僚依存」の方がよっぽど安心だ、というのが現状なわけでありまして。

○今日の質疑応答の中で、最後に司会役の高畑さん(産経新聞)が、「クリントン国務長官が、アジアの同盟国に言及する際に、いつもの『日本、韓国、豪州・・・』という順序を変えて、『韓国、日本、豪州・・・』と呼んだことは、どんな意味があるのか」と聞きました。これに対する答えがふるっていて、「そんなことを知っているアメリカ人は誰も居ない。気にするアメリカ人も居ない。気にするのはHyper sensitiveな日本のメディアだけだ」――ここで大爆笑。

○それはそれとして、最近のゲーツ演説、クリントン演説などが示していることは、「アメリカは太平洋に戻ってくるぞ」というメッセージでありますから、これは日本としてもちゃんと反応しなければなりません。ところが、日本国内が完全に内向きになっていて、そういうことに気が回っていない。なんとも、残念なことであります。

»かんべえの不規則発言 (via kml)
Powered by Tumblr Designed by:Doinwork